NV350キャラバン サスペンションキット装着

登録前の新車です。
フロントのトーションバーは脱着のクリアランスが設けられていないので、右側はフロント側に抜くか燃料タンクをずらして抜くかを選択して取り外すことになります。

この車で2インチだと、もう少し下げたい感がありますが、あくまでも商用車ですからね。
バンプラバー等まで含まれたキットなので乗り心地も気にならないレベルだと思います。

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多種多様

車メーカー、年代、駆動方式。
相変わらず当店のお客さんは統一性なしですが、この3台のオーナーの共通点は皆二十歳前後の若者だということです。

すばらしい。

 

アキュサンプ効果

今回EJ26に初めて導入したアキュサンプ。

構造は簡単。
タンクの中にエアとオイルを仕切るピストンがあり、油圧が高い時はエアを圧縮してタンクの中にオイルを溜め、油圧が下がった時は圧縮したエアによってオイルが排出されます。
タンクから出たホースはオイルクーラーホースの途中にバルブを介して割り込ませてあるので、もし何かトラブルが発生してもエンジンへのオイル供給が止まるようなことにはならないので安心です。

通常はホースを分岐させますが、市販のオイルクーラーが装着されていない車両は専用のサンドイッチブロックで装着することが出来ます。

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コールドスタート時は先にバルブを開くことによって、エンジン始動時のダメージを防ぐことが出来ます。エンジン始動前に油圧が2k以上掛かっています。

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エンジンが掛かった後は、油圧が一気に上がりタンクにオイルが戻ってくるので油圧ゲージも上がったのを確認してバルブを閉じます。サーキット走行時はもちろん開いた状態で。

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油圧低下によるトラブルは、かなりのチューニングを施した車両やレーシングカーだけの話と思っている方が多いですが、サーキットなどで油温を上げすぎたり、適正でないオイルを使用したりするとトラブルにつながります。
Defiのメーターを使用している方はメーターに3分間の録画機能がありますので、サーキットで一度確認してみるといいかもしれません。ヘアピンなどでは驚くような数値を指している車両もあると思います。

GDB ブレンボキャリパーO/H

サーキットをガンガン走っている車両は色も変色し、シールも見た目がボロボロになるので気に掛ける方も多いのですが、少し飛ばすくらいだとさすがに見た目もきれいなので十数年10万キロ以上そのままの方も多いです。
しかし長い年月により動きもだんだん渋くなり片側4つ、そして左右8つのピストンが同じ動きをし続けてくれるとは思えませんね。

強くブレーキを踏んだ時に違和感があったり、キャリパーから少し音が出ている車両は早めのO/Hがお勧めです。

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